お母さんへ
今日であなたが亡くなって6年
あなたが無くなってそんなに経った
私はいつも求めすぎて、母親像を押し付けすぎて、勝手に苦しんだ
存在してくれるだけで良かったはずだった
お母さん
あなたが死んで私は独りぼっちになった
そう思い続けてたの。
死ぬ前に「死んでもサラには言わないで」と
言い残したのは私の存在がしんどいからなのだと思った。
やっぱり今でも正解は分からないけど、違ったのだろうし、もしそうだったとしたなら私が駄目だったからだね。
いつまでもおっぱいを探す乳児のようだった
ごめんね?
6年前、あなたが死んだ
人間じゃなくなった日
人は死んだらどうなるの?
もう感情なくなった?
お母さん、苦しくない?
お母さんがこの世界にいないなんて分からないよ
さみしいよ
今日ね、こわかったの、だってね、
お母さん焼かれた
たくさんの火で
私を撫でてくれた手が
私を見つめてくれた瞳が
その皮膚が…
生んでくれたことを感謝して、
ちょっと苦しいからもう寝ようと思うよ
おやすみなさい